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2021.02.05
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初期投資をおさえると後悔する?ローコスト住宅の部材4選
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こんにちは、日本住環境 広報部です。

今回は「初期投資をおさえると後悔する?ローコスト住宅の部材4選」というお題で

家の中の「暑い」や「寒い」といった性能面の観点から
初期投資をおさえると後悔しがちな
ローコスト住宅の部材4つをご紹介します。


最初にことわっておきますと
「価格をおさえている=悪いモノを使っている」
というわけではありません。


しかし初期投資をおさえすぎると
「性能面でおおきく差がでてきてしまう」
という事実にも目を向けましょう。




【今回の内容】

・断熱材
・気密部材
・24時間換気システム
・窓
・結論



断熱材

住宅の暑い、寒いに直結するのがこの断熱材です。
断熱材というのは当然、その厚みを薄くすれば薄くするほど、
住宅の性能は低下してしまいます。

断熱性能の一般的な基準はUA値という単位で表されます。

地域ごとに基準値もあり東京都内は0.87という数値です。
このUA値が小さくなればなるほど、
断熱性能は向上していきます。

 


ローコストで住宅を購入する際であっても、
最低限この断熱性能が地域の基準値を
満たしているかを確認しましょう。



幸い今は「断熱性能と一次エネルギー消費量の説明義務」
がありますので、必ず聞くようにしてください。


※説明義務について(2021年2月5日現在)
この「説明義務制度」は現在告知段階で、施行は令和3年4月からとなります。
現時点からお施主様に説明をおこなっている工務店様も多数ありますが、
お問い合わせは建築予定の工務店様へ個別にお願いいたします。




気密部材

住宅の気密性能を上げるのがこの気密部材です。

気密部材を全く使用していない住宅では
スキマ風が発生する可能性が高く、
住宅の性能低下につながります。
(気密性能に関する詳しい記事はこちらから


住宅の気密性能はC値という単位で表されます。

このC値は値(あたい)が小さくなればなるほど、
気密性能は向上していきます。

だいたいC値=1.0㎠/㎡以下なら
スキマ風の影響が少ない住宅と言えるでしょう。

 

このC値を算出するためには「気密測定」が必要になります。

この気密性能については業者ごとに
「全棟にC値の基準を設けて測定をしている」
「(施主側からの要望等で)物件によって測定をしている」
「全くやったことがない」
など様々です。

ローコスト住宅を建てているメーカーでも
気密測定をしているところはたくさんあります。

ですから購入の際は
気密測定を「実施している」もしくは「実施を依頼」し、
C値は1.0㎠/㎡以下を目指すようにしましょう。




気密測定はこちらの動画から詳しく学べます!

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24時間換気

外からの新鮮な空気を取りこみ、
室内空気を常に換気するのがこの24時間換気です。


建築基準法により0.5回/時以上の換気設備を設置し
常時換気することが義務付けられています。

24時間換気はイニシャルコストとランニングコスト
という2つの点を確認するようにしましょう。

イニシャルコストとは「最初にかかる費用」で
本体費用、部材費、施工費といった
目に見えている費用です。

一方ランニングコストは「住み始めてからかかる費用」で
電気代、冷暖房費、フィルター交換費用、本体交換費用といった
目に見えにくい費用です。

 

イニシャルコストを一番安価におさえられるのは
壁掛けタイプとも言われるパイプファンです。

一方パイプファンよりもイニシャルコストはかかりますが、
ダクト式の第三種換気や熱交換型の第一種換気といった
性能に優れたシステム換気というものがあります。

システム換気はイニシャルコストを下げて販売する
ローコスト住宅には中々採用されません。
しかしランニングコストや、住まい環境においてのメリットは
システム換気に軍配が上がります。

ここでは具体的な計算や説明は省きますが
最低限このイニシャルコストとランニングコストを
合わせて計算した上で、自分に合った換気を選ぶようにしましょう。





ローコスト住宅では安価におさえるために
簡単に値段を下げることが可能なのがこの窓です。

しかし窓は断熱材同様、
住宅の暑い、寒いといった住宅性能の観点から
慎重に考えるべきです。

なぜなら窓はどんなに性能が良くても
壁の中にある断熱材の断熱性能には負けてしまうからです。

その負けたところで起こるのが、
結露や、それにともなうカビです。

この結露やカビを発生させないためには
やはりある程度の性能が必要になります。

窓にも色々種類はありますが手の届く範囲でオススメなのは
なんと言っても「樹脂サッシ」です。

例えばヤカンを思い浮かべてください。
熱せられたヤカンというのはアルミの部分は高温になりますが、
取手の樹脂のところを持ってお湯をそそぐことができますよね。

これくらい樹脂というのは熱を伝えません。

住宅においても同様で、断熱性能の弱い窓部分で
こういった樹脂サッシを使うか安価なサッシを使うかによって
住宅の性能は大きく変わります。



窓は性能面にも注目して初期投資を
おさえすぎないように注意しましょう。






結論

初期投資を安くしすぎたばかりに、
「その後の生活が快適とは言えないものになってしまった」
という失敗談は良くある話です。

ここまで紹介した4つの部材はどれも
住宅性能においては欠かせないものです。

・断熱材
・気密部材
・24時間換気システム
・窓

ローコスト住宅購入の際は
これらの部材において
多少の仕様変更が可能かどうかを確認するようにし、
金額面も性能面も満足のいく住宅づくりを実現してください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。