樹脂サッシの紫外線劣化と変色|アルミ樹脂複合サッシと迷ったらNJK BLOG

2023.05.09
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樹脂サッシの紫外線劣化と変色|アルミ樹脂複合サッシと迷ったら

【選ぶ前に見ろ】樹脂サッシって実際どうなの?

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こんにちは、日本住環境 広報部(イエのサプリ編集部)です。
このブログでは良い家づくりに必要な情報を丁寧に解説していきます。
これから家を建てたいと考えている一般の方はもちろん、実際に家づくりに携わっている方にも「タメ」になる情報をお届けします。




樹脂サッシはアルミサッシよりも耐久性に問題がある、長持ちしないなどの意見もありますが、数年で劣化してボロボロになるようなことはありません。

もし樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシで迷っているのであれば、断熱性能の高い樹脂サッシをおすすめします。

今回のNJKブログでは樹脂サッシの耐久性や平均寿命、変色しにくい色の選び方、樹脂サッシの方がいい理由などについて紹介します。


目次  [表示させる]

※イエのサプリ編集部では、リカバリーを推奨しているわけではありません。リカバリーをする際は専門家に相談の元、自己責任で実施してください。


脂サッシは紫外線ですぐ劣化する?耐久性と平均的な寿命

窓のサッシ部分は直射日光が当たるため、紫外線の影響を受け徐々に劣化していきます。

ここでは樹脂サッシの耐久性と平均的な寿命について紹介します。

脂サッシは紫外線ですぐ劣化するのか

樹脂サッシ 紫外線劣化

毎日紫外線に晒されていたとしても、樹脂サッシがすぐに劣化することはありません

樹脂サッシは塩化ビニールという樹脂でできていて、主に配管や車の部品などに使われています。

劣化の早い雨どいや洗濯バサミとは違い紫外線に対して弱くありませんが、アルミサッシの耐候性(太陽光・温度・湿度・雨など屋外の自然環境に耐える性質のこと)が強すぎるため、比較すると樹脂サッシの方が劣化しやすいのも事実です。

脂サッシの耐久性と平均的な寿命

プラスチック 劣化

アルミサッシより劣化しやすいといっても、樹脂サッシの平均的な寿命は30~50年といわれています。

実際に日本では樹脂サッシを30年以上も前から販売してきた歴史があり、30年前に設置したものもあまり劣化していないという結果があるようです。

また、インドや東南アジアなどの赤道直下の国でも普及していることや、サイディングに樹脂を使用している地域もあることから紫外線への耐久性も心配ないといえるでしょう。

外線による樹脂サッシの変色と色の選び方

プラスチックは紫外線の影響で変色することがあります。

ここでは樹脂サッシの変色や変色しにくい色の選び方について紹介します。

外線による樹脂サッシはどのくらい変色するのか

紫外線を受け続ける樹脂サッシは経年とともに変色することがあります。

しかし、近年の樹脂サッシには表面に特殊なアクリルを0.2~0.3㎜ほど塗膜して紫外線を弾くため、色落ちしにくくなっています。

実際の促進耐候試験(劣化を促進させ製品の寿命を予測する試験)では、10年相当の時間が経過していても色が大きく変わることはありませんでした

引用

引用:YKKAP


上の画像からもわかるように、紫外線によって樹脂サッシが黄ばんだり、大きく退色したりすることはありません。

色しにくい色の選び方

それでも変色が心配な人は、紫外線を吸収しにくい色を選ぶようにしましょう。

なかでもは光を反射して変色しない上に、熱が吸収されないので真夏でも高温になりません。

白い樹脂サッシのデメリットとして黒ずみなどが挙げられますが、あれは変色ではなくホコリやカビです。

結露対策を行い、小まめに手入れをすることで白さを維持できます。

ール樹脂とアルミ樹脂複合サッシはどちらを選ぶべき?

新築を建てる際、オール樹脂サッシとアルミ樹脂複合サッシで迷う人も多いでしょう。

結論から言うと、できる限り断熱性能のいいオール樹脂サッシの採用をおすすめします。

というのも樹脂サッシはアルミサッシの約1000倍もの断熱性能を持っており、オール樹脂サッシにすることで窓から出入りする熱を大幅に減らし、室内との温度差をなくすことで結露の発生を抑制できるからです。

 アルミサッシ 樹脂サッシの断熱性能

すべての窓に採用するとコスト面での負担が大きくなるため、予算に応じてアルミ樹脂複合サッシを取り入れ、低くなった断熱性能は内窓で補強していくようにしましょう。

製サッシと樹脂サッシを比較!迷ったときの決め方

木製サッシ 樹脂サッシ

樹脂サッシと並び断熱性能が高い木製サッシは、デザイン性がよく自分の好きな色にも塗装できるため、室内の意匠にこだわりたい人におすすめです。

ただし、木製サッシは樹脂サッシよりも定期的なメンテナンスをしなければいけません。

例えば、室外に出ている部分がアルミカバーで覆われてない家では数年おきに塗装が必要ですし、室内側も定期的にワックスをかけて保護する必要があります。

樹脂サッシと木製サッシで迷っている人は、メンテナンスを定期的に行えるかどうかで判断すると後悔しにくいでしょう。

もし、できる限りメンテナンスを減らしたいのであれば樹脂サッシがおすすめで、定期的なメンテナンスができ意匠にこだわりたいのであれば木製サッシがおすすめです。

ッシ選びと一緒に考えるべき住宅性能

サッシの選び方

サッシを選ぶ際、住宅性能についても一緒に考えておきましょう。

ここではサッシ選びと一緒に考えるべき住宅性能について紹介します。

ラスの性能

窓性能をよくしたい人はサッシだけではなく、ガラスの性能もよくしていくことが重要です。

ガラスには単板ガラス(シングルガラス)や複層ガラス(ダブルガラス)、トリプルガラスなどいくつかの種類があります。

絶対に避けるべきは単板ガラスです。

断熱性能がほとんどないため熱が直接室内側へ伝わり、樹脂サッシを使っていても窓際が寒くなったりガラス面で結露します。

予算に余裕があれば、ガラスが3枚入ったトリプルガラスがおすすめです。

他にも、特殊な金属膜がコーティングされているLow-E複層ガラスやアルゴンガス入りのガラスなども断熱性能が高くおすすめのガラスになります。

まい方に合わせた窓の種類

窓の種類

窓際も寒くない家をつくるには、住まい方に合わせて気密のとりやすい窓の種類を選ぶことが重要です。

よくある引き違い窓は、閉めていても召し合わせ部分にスキマができてしまいます。

そのため、開ける必要のない窓はFIX窓(はめ殺し窓)で開かないようにしてしまうのがおすすめです。

開閉したい場所はドレーキップのようにパッキンが付いていて、閉めた時に密閉できるような窓を採用することで気密性能を確保できます。

まわりの気密

家を建てる際に、窓枠のまわりのスキマをしっかり埋めておかないと、スキマとなり窓やサッシが結露する原因になります。

このスキマは窓がスムーズに取り付けられるよう、躯体を窓枠よりも少し大きめにくり抜いたときにできたものです。

10㎜程度のスキマなのですが、普通は窓を取り付けた後に断熱材などを詰め込み気密テープやコーキングで断熱気密層が連続するように処理をされます。

しかし、工務店によってはしっかり処理されず、スキマが残っていることも珍しくありません。

工務店が窓まわりをどのように処理しているか、契約前に構造見学会などで確認しておくことをおすすめします。

とめ

樹脂サッシはアルミサッシと比べ耐久性が劣りますが、しっかり手入れしていれば30~50年は問題なく使うことができます。

もし複合サッシと樹脂サッシで迷った場合、予算の関係もありますができる限り樹脂サッシを選ぶことで、結露や窓際の寒さに悩まされずにすむでしょう。

ただ、サッシの性能だけをよくしても高気密高断熱の家にはなりません。

サッシ、窓ガラス、気密性能、断熱性能と複合的に性能をあげていくことが重要です。

 

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